A 呼び径10、13についてはJIS K 6769(架橋ポリエチレン管)、及びJIS K 6787(水道用架橋ポリエチレン管)に適合しています。 また、呼び径16、20については、JIS K 6769(架橋ポリエチレン管)に適合しています。
Q 架橋ポリエチレン管の2つのJIS規格であるJIS K 6769とJIS K 6787の違いは何ですか?
A JIS K 6769「架橋ポリエチレン管」は、1991年に温度95℃以下の水に使用する規格として制定された"給水給湯用"としての位置づけがあります。
JIS K 6787「水道用架橋ポリエチレン管」は、1997年に0.75Mpa以下の水に使用する規格として制定された”水道用”としての位置づけがあります。
2つの規格は寸法、性能ともに一部で異なります。
Q コンクリートに直接埋め込めますか?
A 可能です。但し、管がつぶれたり、高温にならないよう、管に通水・加圧した状態で埋め込みを行ってください。
Q 壁内配管もしくは転がし配管の支持間隔は何m以内ですか?
A 1m以内として下さい。また、曲がり部の始点と終点は必ず支持してください。
Q 架橋ポリエチレン管は保温材をつければ、日が当たる屋外に配管しても問題ありませんか?
A A.架橋ポリエチレン管は紫外線に当たると劣化するため、紫外線暴露する部位は高耐候保温材を被せ、適切な遮光処置を行う必要があります。
当社には架橋ポリエチレン管自体に耐候性を付したオユポリチューブUPがありますのでご検討ください。
02「オユポリチューブ」に関するご質問
Q 2階へ分岐する際、ヘッダーの前で分岐するのか、後で分岐するのかどちらがよいのですか?
A 後で分岐すると流量が確保できない場合がありますので、ヘッダーの前で分岐してください。 但し、基本的には、施主様、ハウスメーカー様、工務店様、自治体の指導に従ってください。
Q 2階にヘッダー取り付ける場合どこに取り付けるのですか?
A 点検口の近くの梁に取り付けてください。ネダに取り付けると音鳴りの原因となります。 但し、基本的には、施主様、ハウスメーカー様、工務店様の指示に従ってください。
Q 継手の材質は何ですか?
A 砲金(青銅)又は真鍮(黄銅)です。また一部にPPS樹脂製のものがあります。
Q 継手の抜き強度はどのくらいですか?
A 管を継手に接続した場合の抜け強度は100kgf以上で、継手から管が抜けることなく、パイプが先に伸びきってしまいます。
Q 防蟻剤による影響はありますか?
A 防蟻剤の種類によっては管や継手に悪影響を及ぼす恐れありますので、防蟻剤が直接触れないようにして下さい。
Q コンクリートに直接埋め込めますか?
A オユポリ(架橋ポリエチレン管)は可能ですが、オユポリチューブ(被覆付き架橋ポリエチレン管)は、被覆材が潰れたり、破損する恐れがあり、またコンクリート強度が弱くなる恐れがありますので、埋め込みは行わないで下さい。どうしても埋め込みが必要な場合は、さや管でカバーして下さい。